いとこの父親がお金に関する管理・態度が甘く、家計はいつも赤字、母がパートで必死に埋めているようでした。ギャンブルなどをするわけではないのですが、とにかく食べることが好きなその父は、週に何回も家族で外食に行きたがり、家計の食費を圧迫していました。
そんな状態に気づいてから子どもたちは外食ではなく家で食べようという方に意見していたのですが、盛んに外食したがります。家でのごはんがまずいとか気に入らない、足りない、ということではなく、「外食する」ということが食欲をさらに満たすものになっていたのかもしれません。
子どもたちが断り始めるとさらに外食に関する気持ちが加速し、家で食べた後にひとりでファミレスに行ったり、お菓子やデザートを買い込んで帰ってくるように。手持ちがなくなると躊躇なくカードを使用します。とうとう回らなくなった家計と、改善しない父の意識に愛想を尽かした母が明石の法律事務所に依頼して離婚しました。
子どもたちは成人して家庭をもっていたので、ほぼ我関せず。一家離散、親戚もその父に関わりたくない一心で、親戚付き合いも全くなくなってしまいました。